ヒントポットにて「かかとのケア」についてお話させていただきました。
サンダルの季節を前に気になるのが、かかとのガサガサです。足の裏は皮脂腺がないため、潤いを保つことが難しい場所。また、ほかの皮膚に比べてターンオーバーが遅いので、古い角質が蓄積されて角層が厚くなりやすいのです。さらに、立っているときはかかとに全体重がかかり、歩行するときには摩擦ダメージを受けますので皮膚の防御反応が働き、かたくなっていきます。皮脂腺がなく皮脂膜が作れない足裏のケアには、保湿が一番です。入浴後、尿素やビタミンE配合のクリームを使うといいでしょう。素足で歩いていると摩擦が起きますので、家のなかでも靴下をはいて保護をすることも大切です。乾燥していると思っていたら、「かかと水虫」のこともあるので、保湿ケアをしてもガサガサが治らないようであれば皮膚科を受診してください。